業務内容
募集の背景、プロジェクトの説明
本部門の助教が、令和9年3月31日付をもって退職することに伴って、教員を公募することになりました。
仕事内容・職務内容
睡眠科学の研究・教育
配属部署
既設部署
分子生命科学研究所 個体システム生物学研究部門
職種
- 講師相当
- 助教相当
研究分野
- ライフサイエンス - 分子生物学
- ライフサイエンス - 神経科学一般
- ライフサイエンス - 遺伝学
- その他 - その他
- 睡眠科学
給与
職種共通
- 年収 : 400万円 ~ 700万円
- 上記は一例。給与は規程に基づき、学歴・職歴等により決定。
勤務時間
職種共通
- 就業時間 : 09:00-18:00
- 休憩時間 : 12:00-13:00
募集要項
応募資格
- 応募に必要な学歴・学位:博士
- 業務における経験:研究経験を3年以上有すること(博士課程を含む)。
- 説明:博士の学位(外国において授与された場合は、これに相当する学位を含む)を有する者が望ましい。
雇用形態
職種共通:正職員・正社員
契約期間
職種共通:任期あり - テニュアトラック以外
任期は、5年間とし、最長通算10年まで。通算10年で無期雇用へ転換することも可能。
試用期間なし
勤務地
〒830-0003 福岡県 久留米市旭町67
待遇
各種制度
- 昇給制度 : あり
- 賞与制度 : あり
- 退職金制度 : あり
- 通勤交通費支給制度 : あり
- 定年制度 : あり
加入保険
- 健康保険 : あり
- 厚生年金保険 : あり
- 労災保険 : あり
- 雇用保険 : あり
待遇ー補足説明
給与は規程に基づき、学歴・職歴等により決定。社会保険加入。
応募上の配慮
採用人数
1名
- 採用日 : 2027年04月01日
- 着任日 : 2027年04月01日
募集期間
2026年10月20日~2027年02月26日 必着
適任者の採用が決まり次第、募集を締め切ります。
応募方法
応募書類
- 履歴書 : 電子応募
- 業績リスト : 電子応募
- その他の電子応募書類
- 研究歴:どんな研究をしてきたか
- 志望動機:どうして私たちの研究室で研究をしたいのか
- どんな実験手技を経験してきたかも書いてください
- 研究計画:どんな研究をしたいのか
- 私たちと睡眠研究のどのような問題に取り組むのか、どのように発展させたいのか等を記述してください
応募書類の返却
応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。
応募方法
- JREC-IN Portal Web応募:可
- 電子メール応募:可
- yamada_rikuhiro(at)kurume-u.ac.jp
- (at)を@に変更して送信してください。
- 求人機関Web応募:不可
選考・結果通知
選考内容
書類選考後、オンラインで面接
結果通知方法
面接後、2週間以内にメールにて通知
連絡先
久留米大学
分子生命科学研究所個体システム生物学研究部門
山田 陸裕
0942376315
yamada_rikuhiro(at)kurume-u.ac.jp
- (at)を@に変更して送信してください。
備考
睡眠研究は、近年、急速に発展しています。生命科学の様々な領域と結びつきながら、遺伝子から個体、そして老化、さらには社会活動に至るまで、眠りの中枢である脳の理解を中心に、その研究対象は多岐にわたります。
私たちは、睡眠のような複雑な生命現象をシステムレベルで理解することを目指しています。これまでに、マウスの効率的な遺伝学を実現するtriple-CRISPR法、マウスの睡眠を呼吸から簡便に計測するSSS法、動物組織をまるごと透明化し深部まで3次元解析するCUBIC法、ヒトの睡眠を腕時計型デバイスで計測するACCEL法などの研究技術を独自に開発してきました。これらは、睡眠や体内時計といった生命機能をシステムレベルで理解するという目的のもとで開発され、現在では私たちの研究室を超えて活用されている技術です。
そして、これらの技術を用いて、これまでに睡眠制御の分子的な基本メカニズムとして、カルシウム依存の過分極機構やCaMKII遺伝子、PKAとCalcineurin遺伝子による拮抗制御などを明らかにしています。
私たちのグループでは、睡眠の謎の解明に挑む研究者を、助教~講師(常勤)のポジションで久留米大学(福岡県久留米市)にて募集しています。
ご自身の研究バックグラウンドに根差しながら、「ないものは創る」という精神で、メンバーと協力しつつ、創造的かつ自律的な研究を進めていただきます。
取り組んでいただくこと
- 最新の睡眠研究(分子機構、細胞機能もしくはマウスやヒト個体レベル)を探求し、学部・大学院生の研究指導にあたる
- 睡眠研究全体を俯瞰し、数年で解くべき問題を設定し、研究室の技術を活かして睡眠の理解を進める
- 研究室が持つ技術・研究基盤を活用するとともに、必要に応じて新しい手法を開発し、睡眠の理解を進める
- 異分野の専門家やシニア研究者と密に連携し、共同研究をリードする
- 睡眠研究を加速する新しい技術の開発・運用を行う
- 自身がリードした研究・開発について学会や論文を通じて発表する
- 睡眠計測への参加を希望する研究者や一般の方に、研究室の技術詳細を説明しコラボレーションを進める
- メンバーと協力し、研究環境や研究基盤を維持するための管理・保守業務を分担する
私たちが大切にしていること
- 自身の研究と並行して、学生の研究者としての成長を助ける意欲があること。
- 口述、記述によるコミュニケーションに長けていること。日本語・英語でプレゼンテーションができること。ビジネス会話程度の英語力。
- 3年以上の生命科学関連分野での研究経験(博士課程含む)。
- 流動的な環境でマルチタスクをこなせ、問題を論理的に分析し、解決に導けること。
- プロアクティブで、知識や発見を仲間と共有する喜びを大切にすること。
- 関連分野で博士号を取得していること。
こんな経験を歓迎します
- 分子生物学、神経科学、遺伝学、化学、物理学、情報科学などいずれかの分野における研究経験と専門知識
- Python、R などのプログラミング言語を用いたソフトウェア開発、データ解析、解析ツール開発のスキル
- メンバーとの議論を通じて自身のアイデアを検証するためのProof of Conceptを設計し、複雑な概念や研究の意義をわかりやすく提示した経験
- 異なる研究分野の研究者との共同研究を主体的に進めた経験
- 大規模な研究基盤、実験システム、装置・施設などを安定して管理・運用した経験
私たちの研究グループは、久留米大学と東京大学の2拠点で活動しています。メンバーのバックグラウンドは多様で、学際的かつ国際的な研究環境です。毎週オンラインでミーティングを行い、お互いの研究の進捗やアイデアなどを共有し、拠点を超えて研究を進めています。
睡眠という生命現象を理解するために、既存の方法だけにとらわれず、必要な技術を自ら創り出すことを大切にしてきました。これまでにも、分子生物学、遺伝学、化学、物理学、情報科学など、異なるバックグラウンドを持つ仲間が分野の垣根を超えて協力して生まれた新しい技術や研究の考え方が、国内外の研究者によって利用されています。また、グループで研究経験を積んだ後、独立して自身の研究室を立ち上げた研究者も少なくありません。
自分の専門性を新しい分野に持ち込みたい方、分野の境界を越えて新しい方法を創ってみたい方、そして自分自身で重要な問いを見つけ、睡眠という大きな謎に挑戦して社会を変えてみたい方を歓迎します。


